大学合格祈願をお願いした者です。 大学受験の際、第二志望の大学に合格しました。 第一志望の大学は、補欠で二番という結果で、通常なら繰り上がって確実に合格しているラインでした。 しかし、その年から繰り上がりの基準が厳しくなったようで、まさかの不合格。 「第一志望に受かる」為の祈願だと思っていたので、当時はとても落ち込みました。 第二志望の大学で生活をしている最中、あるとき、大学に通えなくなってしまうくらい体調を崩してしまいました。 そのおかげで、本来取れるはずの資格は取れなくなり、必修の授業も履修出来ず、次の年に再履修することに。 「本当に卒業出来るのか?」という漠然とした不安が重くのしかかり、「もうだめだ」とますます落ち込んでいく日々… そこで、転機が訪れました。久々に大学に顔を出したら、高校の頃お世話になった恩師にばったりと会ったのです。 その恩師は高校での授業の他に、私の通っている大学で授業をすることになったそうです。他の大学で授業をすることは、今の所ないともおっしゃいました。 つまり、私の“第二志望の大学でのみ”授業を受け持つことになったのです。 高校の頃から体調を崩しやすかった私は、よく恩師に相談していたりしたので、私の体調に関して、ある程度の理解がありました。 恩師は、「具合が悪くて帰れそうになかったら、送っていくから言いなさい」と見守って下さいました。心から安心したのを覚えています。 色々な人の協力があって学校に通えるくらいまで回復していきましたが、その中でも特に、自分を理解してくれている恩師のサポートはかなり背中を押されました。 つまるところ、もし第一志望の大学に合格していたら、この恩師に会うことはなく、恩師のサポートを受けることもなかったのです。 「第一志望に受かる」為の祈願だと思っていた自分が恥ずかしいくらい、ご神仏様は、先々を見てくださっていました。ここまで見越した上で、第二志望の大学に行かせてくださったのだと思っています。 心より感謝申し上げます。 誠にありがとうございました。
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